VR体験記とは
私がVRのゲーム・アプリで感じたことをまとめる記事群である.
VRChatとは
VRChatについてWikipediaで調べてみると、
アメリカ合衆国の企業であるVRChat Inc.によって運営が行われているソーシャルVRプラットフォームである。
ソーシャルVRプラットフォームと書いてある.ソーシャルVRプラットフォームと言うことは、VRの中でなんでもできる(拡張性が高い)と言うことである.
VRChatのシステム
インスタンス
VRChatでは、インスタンスと呼ばれるものを立ち上げてそこに参加する形をとっている.これのおかげで招待した人やフレンドしか入れない場所を作ることができる.
フレンド機能
VRChatのフレンド機能は、いわゆるTwitterのフォロー機能だと思っている.
初対面の人でもすぐにフレンド申請したり、パフォーマーがフレンド申請を求めたりしているからである.
また、フレンドの中でも他のリストに登録できるので、特別なフレンドを分けておくことができる.
これはTwitterで言う通知をオンにすることだと考える.
ボイス
ミュートにできるのはもちろん、セーフティーというものがあり他人の声を聞こえないようにすることで荒らしを防ぐことができる.これは便利な機能だと思う.
つまり
これらの機能からは、Wikipediaに書いてある
狭義には、SNSとは人と人とのつながりを促進・サポートする、「コミュニティ型の会員制のサービス」と定義される。
ということには当てはまると考えることができると考える.
また、
広義には、社会的ネットワークの構築の出来るサービスやウェブサイト
にある社会的ネットワーク
価値、構想、提案、金銭的やりとり、友人、親類、嫌悪、取引、ウェブリンク、...といった1つ以上の関係により結びつけられた(個人や組織を指す)ノードからなる、社会的な構造
の構築も可能であると考えられる.
以上から、私はVRChatはSNSであると考えている.
VRChatの良い点
なりたいアバターになれる
多少の制限はあるが、なりたいアバターを使えば自分の好きな身体に変身できる.
これは変身願望がある人にとってはとてもいいものとなっていると思う.
VRChatの問題点
テキストで会話ができない
VRChatで使えるコミュニケーションの手段は、身振り手振りで伝える、マイクで喋る、ワールドのギミックを使う などである.
しかし、文字で情報を伝えたいときなどがある.その時にテキストチャットを使えないのはとても辛い.
いちいちHMDを外してDiscordなどで伝えるのはとても現実的ではない.
拡張性が低い
最初に拡張性が高いと言ったが、現在では使えなくなってしまった機能なども存在する.
これは全てVRChatが中央集権的なサービス運営をしているからだと考える.
ワールドをVRChat社のサーバーに上げて、そこからインスタンスを生成しているので、VRChatでできること以上に個人で拡張することが難しい.
以上のことから、私は分散型VR SNSを作るべきだと考える.(私が作ってみたいサービスの1つ)
サーバーのホスティングを利用者にやってもらうことで、例えばプラグインのような形式で新しい機能を導入したり、運営会社はホスティング代行サービスを使って収益を得ることができる.
まとめ
VRChatはとてもよくとても楽しいものだが、新しいサービスが出てきてもいいのではないか、と思った.
バーチャルキャストなども触ってみて考察してみたいと思う.